仕事をくれたり、報酬を渡してくれたり、お店をやっていたり。
ちいかわたちのそばに、いつもいる「鎧さん」。
でも、よく考えると不思議です。
あんなに身近なのに、彼らが何者なのかは、いまだにはっきり説明されていません。
しかも鎧さんは1人じゃありません。
あちこちに、いろんな鎧さんが登場します。
今回は、登場する鎧さんを一覧で整理しながら、その正体を考えていきます。
登場する鎧さんの一覧
まずは、ちいかわに登場する主な鎧さんを整理します。
| 鎧さん | 主な役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| ポシェットの鎧さん | ポシェットやパジャマ作り | かわいいものが好き。ちいかわたちに優しい |
| 労働の鎧さん | 討伐・草むしりなど労働の受付や報酬の管理 | モモンガとよく絡んでいる |
| ラーメンの鎧さん | ラーメン屋「郎」の店主 | シーサーが働くお店の鎧さん |
| 上司の鎧さん | 鎧さんたちの上司的な立場 | ポシェットの鎧さんを注意する場面で登場 |
| 飲食・屋台系の鎧さん | たこ焼きなどの食べ物を売る | 生活に身近な存在 |
こうして並べてみると、
ちいかわたちの生活の、かなり広い部分に関わっています。
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【ちいかわ】鎧さんの種類【まとめ】
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ポシェットの鎧さん
一番印象に残りやすいのが、ポシェットの鎧さんです。
自作のポシェットやパジャマを作っていて、ちいかわたちにもかなり優しく接しています。
鎧さんの中では、いちばん「個人的な感情」が見えやすい存在です。
ただ、ちいかわたちと仲良くなりすぎて、注意される場面もありました。
ここ、見逃せないところです。
ポシェットの鎧さんは優しい。
でも、好きにちいかわたちと関われるわけじゃない。
つまり鎧さんたちは、何かしらのルールや組織の中で動いているのかもしれません。
労働の鎧さん
ちいかわたちは、草むしりや討伐の仕事をして報酬を得ています。
その受付や管理をしているのが、労働の鎧さんです。
ちいかわの世界って、かわいい見た目のわりに、けっこう現実的なんですよね。
働かないと食べられない。
資格がある。
報酬がある。
危険な仕事もある。
その社会の入口に立っているのが、労働の鎧さんです。
また、モモンガのちょっとウザいと感じるような絡みにも、なんだかんだ付き合っている存在です。
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【ちいかわ】モモンガと鎧さん【まとめ】
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ラーメンの鎧さん
ラーメン屋「郎」の店主が、ラーメンの鎧さんです。
シーサーが働いているお店の鎧さんでもあって、飲食店の経営や労働の面で、ちいかわ世界の生活感をぐっと出しています。
鎧さんは、仕事を管理するだけじゃありません。
上司の鎧さん
個人的に注目しているのが、上司の鎧さんです。
ポシェットの鎧さんが、ちいかわたちと仲良くしすぎたときに、注意する立場として出てきます。
この鎧さんがいるおかげで、わかることがあります。
鎧さんたちは、完全に自由な個人じゃない。
上下関係や管理体制の中にいるんです。
もしただの店員や職人なら、そこまで厳しく管理される必要はないですよね。
でも、上司の鎧さんがいる。
ということは、鎧さん側には「ちいかわ族との距離感を保つルール」があるのかもしれません。
ここ、鎧さんの正体を考えるうえで、かなり大きなヒントです。
鎧さんは、ちいかわ族とは明らかに違う立場
鎧さんたちは、ちいかわたちとは見た目も立場も違います。
ちいかわたちは小さく、弱く、仕事を受ける側です。
一方で鎧さんたちは、仕事を管理し、報酬を渡し、店を運営し、商品を提供する側です。
つまり、ちいかわたちが「生活者」なら、鎧さんは「運営側」に近い存在です。
同じ世界に住んでいるようで、見えている景色がまるで違います。
ちいかわたちは、世界のルールに振り回される側。
鎧さんたちは、そのルールを知って、回している側。
そう考えると、鎧さんはただの脇役じゃありません。
ちいかわ世界の構造を見せてくれる、大事なキャラクターです。
鎧さんは敵ではない。でも完全な味方でもない
鎧さんは、基本的には優しい存在です。
ポシェットの鎧さんのように、ちいかわたちを気にかけてくれる存在もいます。
労働の鎧さんも、必要な仕事や報酬を案内しています。
ラーメンの鎧さんも、日常の食事や労働の場をつくっています。
ただし、完全な保護者というわけではありません。
ちいかわたちが危険な討伐に行くことを止めるわけではない。
労働そのものの仕組みを変えるわけでもない。
ちいかわたちが不安定な世界で生きていること自体は、そのままです。
ここが、ちょっと怖いところです。
鎧さんは優しい。
でも、ちいかわたちを危険な世界から救い出してくれるわけじゃない。
だからこそ鎧さんは、「味方キャラ」というより、世界の仕組みを保っている存在に見えてきます。
鎧さんの正体は何なのか
では、鎧さんの正体は何なのでしょうか。
考えられるのは、主に3つの説です。
考察1:ちいかわ世界の管理者説
一番しっくりくるのは、鎧さんはちいかわ世界の管理者に近い存在だという説です。
仕事を紹介する。
報酬を渡す。
お店を運営する。
道具や食べ物を提供する。
鎧さん同士の上下関係もある。
これらを見ると、鎧さんはちいかわ世界のインフラを動かしている存在に見えます。
黒幕という悪い意味ではありません。
世界を支配しているというより、世界のルールに従って、管理・運営している存在。
このほうが、作中での鎧さんの描かれ方にしっくりきます。
考察2:大人や社会の象徴説
もうひとつは、鎧さんは「大人」や「社会」を象徴しているという見方です。
ちいかわたちは、感情が素直で、世界の仕組みに振り回されながら生きています。
一方で鎧さんは、働く場所を用意し、ルールを説明し、商品を売り、社会を回しています。
現実でいうと、子どもから見た大人に近い存在です。
優しい大人もいる。
でも、社会の仕組みそのものを変えてくれるわけじゃない。
手伝ってはくれるけど、最後は自分で働いて、自分で危険に向き合うしかない。
ちいかわの世界がかわいいだけではなく、どこか現実社会っぽく見えるのは、鎧さんの存在があるからなのかもしれません。
考察3:別種族説
鎧さんは、ちいかわ族とは別の種族とも考えられます。
見た目が明らかに違いますし、生活の不安や討伐への恐怖も、ちいかわたちほど強く描かれていません。
また、鎧さん同士で上司・部下のような関係があることから、鎧さんには鎧さん側の社会があるようにも見えます。
中身がいるのか。
鎧そのものが本体なのか。
元々ちいかわ族だったのかという可能性も少ないですが、あるかもしれません。
このあたりは、まだはっきりしていません。
ただ、今のところは「元ちいかわ族」というより、最初から別の階層にいる存在と考えたほうが自然な気がします。
まとめ:鎧さんは「世界のルール側」にいる存在
鎧さんの正体は、はっきりとは明かされていません。
ただ、登場する鎧さんたちを整理すると、いくつかの共通点が見えてきます。
- ちいかわたちに仕事や商品を提供する
- 労働、報酬、飲食、道具など生活の仕組みに関わっている
- 鎧さん同士の上下関係がある
- ちいかわたちに優しいが、完全に同じ立場ではない
- 世界の危険そのものをなくす存在ではない
このことから、鎧さんは「ちいかわ世界のルール側にいる存在」と考えるのが、一番しっくりきます。
敵ではない。
でも、完全な味方でもない。
優しいけれど、世界の仕組みを変える存在ではない。
この微妙な距離感こそが、鎧さんの魅力であり、ちょっと怖いところでもあります。
ちいかわの世界が、ただかわいいだけで終わらないのは、鎧さんたちがいるからなのかもしれませんね。
今後、更に深いところまで明かされる日が来るかもしれません。