映画ちいかわの映倫区分はGで、子どもが入場できない年齢制限はありません。
ただし、大きな音、人魚が襲われる場面、追われる緊張感の3点には注意が必要です。
小さな子どもでも観られますが、いつものほのぼのした日常回だけをイメージして行くと、想像より重い場面に驚くかもしれません。
私は7月24日、公開初日に観てきました。この記事では、子どもが怖がりやすい場面とおおまかな年齢別の目安、観に行く前にできる準備をまとめます。
ネタバレあり
物語の内容に触れる部分がありますので、気になる方はご注意ください。
映画ちいかわの注意点を先に確認
子どもと観る前に知っておきたい注意点は、次の3つです。
年齢だけで決めず、普段どんな場面で怖がるかを基準にすると判断しやすくなります。
| 注意点 | 観る前にできる準備 |
|---|---|
| 劇場の大きな音 | テレビより音が大きいと先に伝える |
| 人魚が襲われる場面 | 痛そうな音が出る場面があると伝える |
| 追われる緊張感 | 手をつなげる席順や通路側を選ぶ |
出血やグロテスクな映像が直接続く作品ではありません。
怖さの中心は、音の大きさと不穏な雰囲気、登場人物が追い詰められる緊張感です。
映画ちいかわの映倫区分はG|年齢制限はない
映倫の区分はGです。年齢にかかわらず観覧でき、小さな子どもも鑑賞できます。
上映時間は99分です。小さな子どもにとっては短くないため、最後まで座って観られそうかも判断材料になります。
子ども連れで観に行くこと自体は問題ありません。気にしたいのは、年齢よりも大きな音や不穏な場面への反応です。
いつものほのぼの回とはトーンが違う
ここで知っておきたいのが、この映画はかわいい日常ものではなく、長い物語を追う冒険ものだという点です。
原作は、セイレーン編と呼ばれる長編エピソード。かわいさの奥に不穏さが漂う展開が続きます。
映画も原作の大きな流れを受け継いでいます。南の島の楽しい場面だけでなく、後半には緊張感のある展開も待っている作品です。
めざましテレビで放送される数分のアニメは、日常回の印象が強いです。あの雰囲気だけを期待していると、同じちいかわなのかと戸惑うくらいの差があります。
子どもが怖がりやすい場面3つ
実際に観て感じた注意ポイントは、次の3つです。結末には触れず、場面の種類だけをお伝えします。
①劇場ならではの大きな音と効果音
この映画、音の作りがかなり本格的なんです!緊迫した場面では、効果音が劇場の音響でおなかにズシンと響くほど大きく鳴ります。
テレビの怖い場面で耳をふさぐタイプの子は、内容より先に音でびっくりするかもしれません。
②人魚が襲われる場面
特に注意したいのが、物語の中盤以降にある、人魚が襲われて殴られる場面です。原作では擬音で描かれた打撃が、映画では鈍い音で表現され、大人の私でもドキッとする生々しさでした!
さらに、登場人物が食べられてしまったことを示す場面もあります。食べる様子を直接映すのではなく、そうとわかる見せ方です。
意味がわかる子には、かなり重く感じられそうです。
ただ、出血やグロテスクな描写が直接映るわけではありません。怖さの中心は、映像の残酷さよりも音と雰囲気です。
③セイレーンの不気味さと追われる場面
セイレーンの歌声には、きれいなのに圧のある不気味さが混ざっています。かわいい世界の空気が一気に張りつめる、この映画ならではの怖さです。
ちいかわたちが強い相手に追われる場面もあります。逃げ切れるのかという緊張が続くため、ハラハラする展開が苦手な子は、隣で手をつなげる席順にしておくと安心です。
年齢別の目安
何歳なら大丈夫、と断定できる映画ではありません。怖がり方は年齢より個人差が大きいため、普段のテレビや絵本での反応を思い浮かべながら読んでください。
ここから紹介する目安は公式の年齢区分ではなく、私が実際に観て感じた印象です。参考のひとつとして受け取ってください。
未就学児の場合
いちばんのハードルは、内容よりも音と雰囲気です。テレビの怖い場面で顔を隠したり泣いたりする子は、劇場の音量に驚いてしまうかもしれません。
出入りしやすい通路側の席を選んでおくと、泣いてしまったときにもすぐ動けます。
小学校低学年の場合
物語の流れは十分に追える年齢です。そのぶん、人魚が襲われる場面や、食べられたことを示す場面の意味も理解できます。
怖さより、出来事の重さを感じる子もいそうです。
怖がりな子には、ドキドキする場面もあるよと先に伝えておくと、心の準備ができます。
小学校高学年以上の場合
小学校高学年以上であれば、多くの子は物語を追いながら観られると思います。ただし、大きな音や追われる展開が苦手な子は注意が必要です。
観終わったあとに、あの場面はどういう意味だったのか、親子で話したくなる作品です。
観に行く前にしておきたい準備
付き添いの大人ができる準備を、3つに絞りました。
- トイレは上映前に済ませる。本編は99分
- 怖がりな子には、ドキドキする場面もあると先に伝える
- 途中退出に備えて、通路側や出口に近い席を選ぶ
まとめ|注意点を知れば親子で観やすい
- 映倫区分はGで、小さな子どもも観られる
- いつもの日常回とは違い、緊張感のある冒険もの
- 大きな音、人魚が襲われる場面、追われる緊張感に注意
- 年齢だけでなく、その子が普段どれくらい怖がるかで判断する
怖い場面はありますが、それも含めてちいかわらしい映画だと私は感じました。笑える場面や歌の楽しい場面もたくさんありますよ!